今にも拳が飛んできそうな滑り出しを見せる僕がいますが、ちょっと言ってみたかっただけなんですよ。
「ロックは死んだ」
とかそーゆー感じですよププー、カッコイイねー自分ー。
まぁ、冒頭の珍言はどっから出てきたんですかっていうお話をしようと思います。
僕の友人に、著名な女性誌にモデルとして登場している人がいるんですけど、彼女は「ずっとモデルとして生きていくつもりはないのー」と常々語っております。
僕のチンコがピピンと反応するかどうかはさておくとしても、彼女は十分魅力的ですし、それは誌面での扱いや人気などが証明してくれています。
「彼女のようになりたい」なんてことをのたまう人も、残念なアメリカのチアガールみたいな顔をした女性をはじめとして、たくさんいるのも事実です。
また他方で、僕の後輩に女子アナウンサーになりたいという夢を持っている女性がいます。
彼女はアナウンス学院に通ったり、人脈を広げるべく魔都市東京をさまよったりと一心不乱にがんばっております。
どう斜めから見ても、可愛げのあるコッペパンくらいが限界の、ややとんちの効いたフェイスではあるんですが、その努力は瞠目に値します。
さっきからルックスに文句言いすぎだな自分、サイテーじゃ。
さて、ここまであげた中に登場した、なりたい職業はモデルと女子アナでした。
僕の周りには、他にも歌手や女優を目指している方がいらっしゃいますが、思えばアイドルになりたがる人と出会った記憶はありません。
世間を見渡してみても、その絶対数としてアイドルになりたいという人の数は、確実にマイノリティーでしょう。
一昔前はといえば、アイドルになりたいと思っている女性はたくさんいたはずです。
それこそ松田聖子さんなんかは、国民的なアイドルであり、猫も杓子も聖子ちゃんカットとか、ぶっ飛んだ実情がそこにはあったわけですよね。
そこには、実現性はともかくとして、多くの女性の中にアイドルへの憧れがあったと言えるのではないでしょうか。
それでは今、アイドルに憧れているという女性はどれほどいるのでしょう。
もちろん、いない、とは言いません。
ですが、相対的に見れば先にあげたようなモデルや女子アナの方が人気があると相場は決まっています。
その理由はというと、そういったモデルやら歌手やらが、元々アイドルが持っていた魅力を全部持っていってしまったからだと思うんですよ。
きれいな服を着せてもらい、世の女性達の羨望の的となる魅力はモデルに。
老若男女問わず、日本を興奮と感動のるつぼに叩き込むヒットソングを歌う魅力は歌手に。
それで、アイドルに残ったものは?
それは性的な魅力です。
もちろん、僕が希求する前世紀のアイドル達だって、痺れるくらい濃密なオナニーの対象になっていたはずではありますよ。
その時代はAVなんてありませんからね、それはそれはスピリチュアルにけしからん妄想を働かせながら、世の男性達はことに及んでいたはずですよきっと。
でも、それと同時に、彼女達の歌を、トークを、かわいさを、それこそ蝶や花を愛でるような気持ちで受け止めていたのも事実だったはずです。
それがどうでしょう。
グラビアアイドルなんて言葉もありますように、今やアイドルは、ただの性の対象になってしまっているような気がしてしまうのです。
顔がタイプ・スタイルがいい→ヤりたい!(パンツを下ろし、チンコに手をあてがいながら)
これが男達のイデアなわけで、昔のアイドルはその他にも魅力を持っていたからそれが目立たなかった。
しかし、今日ではそのお株を奪われてしまったアイドルに残ったのは、男性を惹きつけるセックスアピールだけだった。
女性達はもちろん、それ以外の部分でアイドルに憧れを抱いていたため、それがなくなった今は魅力を感じなくなってしまった。
僕の脳内ではこんな感じのストーリーが見えるのです。
僕は確かに、僕の定義上での本来のアイドルのような人たちに出てきてもらいたいですが、それは恐らくモデルさんやらが存在する限り無理でしょう。
だったらば、「世の女性を全部敵に回したっていいわ!」みたいな勢いで自身の「性」にフォーカスを当ててね、こうね、バンスカ脱いでくれたらなーみたいな?
そしたらほら、僕も男ですから、そのー、アピールされたらと言いますか・・・?
全身全霊、アイドルで妄想オナニーすることをここに誓います。

久しぶりに書いたらコレだよ