しばらくの間、こうしてブログというものを放置してみて感じることがひとつだけありました。
罪悪感とか「更新しなきゃいけないや!」感の圧倒的な無さです。
僕なんかもちょろちょろと人のブログ見ては首を傾げているんですけれども、よくある「しばらく更新できなくてごめんなさい!」的な宣誓をしようという気持ちがまったく起きませんで。
人を思いやる気持ちの欠如とかそういう感じ?
それもこれも全部社会が悪いんでしょうね。
こんな僕に誰がしたんでしょうか。
なんか病んでるっぽくてカッコイイ・・・!
とかく事の発端は就職が出来るということに端を成していまして、それからの僕はというとそれはそれはやみくもに遊んでおりました。
東京という魔都市のあらゆるスポットあらゆるイベントを謳歌し、流れ作業のようにドカドカとアルコールを胃の中に流し込み、ようやく資金が底を突いたことをネタにしようとブログを書き始めて、今!
気がついたこととしては、そんなん書いてなにが嬉しいのか自分ということでしたよね。
金が無くて無くて、空を眺めるくらいしか娯楽がなくなっている今の僕は、はっきり言って今出しかけのウンコをぶら下げてるみたいにやるせないわけですよ。
それをまた自分で、誰も見てない、誰も興味を持たない、自分だけのネバーランドであるところのブログに書き起こすことになんのメリットがあるのか全然分からない。
悲しみの上塗りじゃないですか。
もっと・・・自分にとって・・・楽しいことを書こう・・・
もしも、今、のりぴーに会ったら・・・。
逮捕されてしまった彼女の精神的疲弊はいかほどか・・・。
シャバに出たとしても彼女を見る社会の目は冷たい・・・。
裏切られた・・・。
そんな人だと思わなかった・・・。
そんな言葉がノイズのようにのりぴーの耳からは流れ込むことでしょう。
そんな彼女に今、僕がありったけの優しさと、ひとひらの嗜虐性を持って接したとしたら・・・。
「僕の母にならないか?」
そう言うことが出来たら・・・。
彼女は抗うことなく僕の母となるんじゃないか。
「のりぴー最高の母説」を流布していた僕としては、シャブだの刑法だのそんなことはこの際ちぎってくず箱にポイしてしまえるほど万歳三唱なのではないか。
そして僕の母になったのりぴーは、きっと僕に献身的な看病をしてくれるのではないか。
インフルエンザに苦しむこの僕に・・・。
